大阪市立大学大学院 腫瘍外科
2016 年 41 巻 1 号 p. 134-138
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癌と栄養はきわめて密接な関係にあることは衆知の事実であり,特に消化器癌でその傾向が強い.食道癌,胃癌などの上部消化管癌では癌の進行により経口摂取が不十分となり,体重減少に代表される栄養状態の悪化がみられ,逆に栄養状態が悪化すると癌の進行が促進されることも知られている.ここでは癌の代謝上の特徴と悪液質の病態,栄養療法を行う上での栄養指標ならびに癌に対する手術治療と栄養療法について述べる.
日本外科系学会連合会誌
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