日本外科系連合学会誌
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Tissue engineering へのずり応力の応用
肝細胞, 肝組織に対するずり応力の影響
鳥井 孝宏宮澤 光男小山 勇
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2003 年 28 巻 2 号 p. 168-170

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抄録

Tissue engineering によって肝組織を再構築するためには, 3次元構造物 (scaffold) に対する肝細胞の遊走, 接着, 凝集を制御することが必要である。われわれは, 回転式ラジアルフロー型バイオリアクター (RRFB) でずり応力を負荷し, 肝細胞膜表面の操作およびscaffoldの作り出す間隙の環境変化を導き出し, 肝細胞のscaffoldへの接着性の制御を試みている。このような肝細胞動態を積極的に制御する研究は現在までのところあまりない。肝組織再構築のためには, このような観点からのさらなる検討が必要である。

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