医真会八尾総合病院消化器センター外科
大阪市立大学病院病理部
2003 年 28 巻 2 号 p. 299-302
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
今回, われわれは腸管膜様包裏症 (peritonitis chronica fibrosa incapusulata) の1手術例を経験したので報告する。症例は72歳の男性, 某医でイレウスの診断にて保存的治療を受け, 入退院を繰り返していたが改善せず当科紹介され入院後手術を施行した。Treitz靱帯より回盲部までが白色の被膜に覆われ, その内部では全小腸が一塊に癒着しており被膜切除と癒着剥離術を施行した。
日本外科系学会連合会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら