日本心臓血管外科学会雑誌
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弁輪拡大による孤立性三尖弁閉鎖不全の1手術症例
丸井 晃望月 高明三井 法真小山 忠明
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27 巻 (1998) 3 号 p. 188-191

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抄録

症例は52歳, 男性. 40歳ころより労作時の息切れを生じるようになり, 最近, 呼吸困難, 下腿浮腫が出現するようになった. 精査の結果, 高度の三尖弁閉鎖不全を認め, Carpentier-Edwards ring (34mm) にて三尖弁輪縫縮術を施行した. 術中所見では三尖弁輪の異常拡大を認めたが, 各弁尖は軽度菲薄化しているのみであり, 他の合併心奇形も認めなかったため孤立性三尖弁閉鎖不全と診断した. 術後経過は良好で, 抗凝固療法も必要とせず現在社会復帰している.

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