人間工学
Online ISSN : 1884-2844
Print ISSN : 0549-4974
原著
周辺視を用いた目視検査における欠点特性と検出率との関係
志田 敬介室山 仁美三浦 郁央
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2012 年 48 巻 4 号 p. 163-169

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抄録

本論文では,周辺視を活用した目視検査方法について検討するため,欠点の特徴の相違が欠点検出の難しさに及ぼす影響について検証した.欠点の特徴として,欠点の大きさ,濃淡,色を変動要因とした実験を行った.その結果,欠点の大きさが小さいほど,欠点検出が困難であることを示した.さらに,欠点の濃淡や色の影響は,欠点と背景との輝度コントラストによって評価できることを実験的に明らかにし,輝度コントラストが小さいほど,欠点検出が困難になることを示した.また,この輝度コントラストに欠点の面積を乗じて得られる面コントラストを欠点検出の難しさを評価する指標として提案し,その妥当性について実験的に明らかにした.

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© 2012 一般社団法人 日本人間工学会
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