体外循環技術
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血液充填回路のリサキュレーションがブラジキニン値に与える影響
河合 紀幸竹中 利尾古田 邦彦中前 健二清水 芳行藤井 英樹木下 肇彦平岩 卓根水元 亨
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24 巻 (1997-1998) 3 号 p. 57-60

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抄録

近年,無輸血体外循環が主流となっている。しかし,腎機能,駆出率低下症例,高齢者に対しては血液の使用を必要とする場合がある。ブラジキニンは血液と異物(人工肺,人工心肺回路)との接触により生成される。今回我々は,血液充填回路のリサキュレーションがブラジキニン値に与える影響を検討した。ブラジキニン値は,リサキュレーションの時間に比例し増加し,30分で3,000pg/ml以上であった。人工心肺回路に組み込んだ人工透析(HD)でブラジキニンが除去されるかを検討したが,5分で3,000pg/mlが,1,204pg/mlに低下し有効であった。3,000pg/ml以上のブラジキニンを含む充填液で,体外循環を施行しても顕著な初期血圧低下は認められなかった。

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© 日本体外循環技術医学会
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