日本教育工学会論文誌
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授業支援型e-LearningシステムCEASを活用した自発学習促進スパイラル教育法
荒川 雅裕植木 泰博冬木 正彦
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キーワード: 教育法, スパイラル, 階層
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2005 年 28 巻 4 号 p. 311-321

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抄録

大学での対面型集合教育において学生の自発的学習を促進し教育の質の向上を図ることを目的とした教育法を提案する.自発学習促進スパイラル教育法と名づける提案法は, 授業と学習を統合的に支援する授業支援型e-LearningシステムCEASの特長を活かし, 予習・授業・復習の連鎖を1つのサイクルとし, 学生の自発的学習を促進するように教材配置と授業進行を組み合わせ, 学期の間そのサイクルを繰り返して教育を実施する方法である.科目が対象とする知識を, 宣言型知識と手続き型知識の2種類に分類し, それぞれを予習と復習の課題に設定し, 複数の授業および一授業内においてこれらの知識で学習の階層構造を構成する.提案法を工学部専門課程における受講者が100人を超える多人数クラスでの論理的思考力を習得させることを目的とする上級プログラミングの科目の教育に適用し, 期末テストとアンケートの結果の分析より提案法の有効性を示す.

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© 2005 日本教育工学会
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