2011 年 35 巻 Suppl. 号 p. 93-96
小学校外国語活動では,児童に興味・関心を持たせ,外国語の音声に慣れ親しませる活動を行うことは大切なことである.そこで,本研究では,児童になじみの深い外来語のカタカナ表記に注目し,児童による外来語の音声データベース構築を通じての英語学習活動の実践を試行した.その結果,児童はALTの助けを得て,カタカナ語をもとに英文を作成し外来語音声データベースを構築することができた.また,英語活動が楽しいと答える児童が増え,英語の音に対する関心が高まった.