日本教育工学会論文誌
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教職志望学生のフレンドシップ参加経験と授業・教師・子どもイメージ及び教育実習前後の変容との関係
三島 知剛石川 裕敏森 敏昭
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2013 年 36 巻 4 号 p. 407-418

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抄録

本研究の目的は,フレンドシップ事業が教職志望学生の授業・教師・子どもイメージに与える影響の検討及び,フレンドシップ参加経験と教育実習前後における授業・教師・子どもイメージの変容との関係を検討することであった.そのため2つの研究を行い,研究1では,フレンドシップに熱心に取り組み意義を感じている学生は(1)子どものポジティブな側面のイメージが特に強いこと,(2)授業や教師に対してのネガティブイメージが特に2年生において強いこと,が主に示唆された.研究2では,フレンドシップに熱心に取り組み意義を感じている学生は(1)実習後に「臨機応変」な授業イメージが強まること,(2)実習後に子どものネガティブイメージの一つである「自己中心性・二面性」のイメージが強まること,が主に示唆された.そして,フレンドシップの意義と課題,フレンドシップ経験と教育実習前後における実習生の変容の関係について考察された.

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© 2013 日本教育工学会
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