日本教育工学会論文誌
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VRコンテンツの精度が現実感と酔いに与える影響
藤木 卓市村 幸子寺嶋 浩介小清水 貴子
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2012 年 36 巻 Suppl. 号 p. 73-76

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抄録

本研究では,両眼立体視により空間歩行可能なVRコンテンツの制作に必要な精度の変化が,現実感とVR酔いに及ぼす影響に関する知見を得ることを目的とした.そのために,大学生を対象とした主観評価実験を行った結果,次のことが明らかとなった.コンテンツの精度の変化に対して現実感とVR酔いは直線的な関係を示し,現実感が高くなるほどVR酔いの評価は低下する.また,コンテンツの精度に関しては,オブジェクトの形状の複雑さよりも貼付ける表面画像の質感の効果が高い.

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© 2012 日本教育工学会
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