2018 年 41 巻 Suppl. 号 p. 157-160
本研究はアイスホッケーの試合における移動距離と最高速度についてスマートフォンアプリとウェアラブルセンサを用いて測定し,結果の知識(KR)とそれに対する目標を“共有”することで,選手の目標設定が如何に変容するかに着目した.実践は大学アイスホッケー1チームを対象とした.1か月間に実践された練習試合9試合を分析対象とした.結果,KR と目標をチームで共有することにより選手はスキルの目標とパフォーマンス目標(PG)を設定できるようになることが示唆された.