日本教育工学会論文誌
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小・中学生におけるネットいじめの芽の経験,深刻度の認識,対処の自信と対処行動についての調査
青山 郁子藤川 大祐五十嵐 哲也
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2018 年 41 巻 Suppl. 号 p. 189-192

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抄録

本研究は,小・中学生の「ネットいじめの芽」の経験,そうした状況における深刻度の認識,対処の自信・対処行動について調査した.調査対象者は小・中学生419名,調査時期は2015年2月である.結果は,ネットいじめの芽の状況に関して男子よりも女子の方が多く経験を報告した.対処の自信において性差と学校間に有意な差は見られなかった.深刻度の認識では,小学生の方が問題の深刻さを認識していた.また,小学生の方が概ね積極的な対処行動を回答する一方で中学生は回避的な対処行動を選択してした.これらの結果から,予防においては,いじめの問題の深刻度の共有とともに,問題解決へのより適切な対処行動が取れるよう,発達段階に応じた予防対策の必要性が示唆された.

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© 2017 日本教育工学会
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