本研究ではTVML Player X を用い,外国語口頭練習においてCG キャラクタの発話内容を選択して会話の展開が変えられるよう,外部からの入力(教師側の選択)があれば,それに関連づけたCG キャラクタの発話内容(テキストデータ)を取得して,TVML スクリプトに変換しCG コンテンツの表示プレイヤーに送信するツールを検討した.CG キャラクタの発話内容はある程度容易に変更できるよう,外部テキストファイルにより管理した.実験の結果,CG キャラクタの発話内容が変わるしくみは有効に活かせることが示唆された.一方,外部テキストファイルを用いてCG キャラクタの発話内容を容易に変更できるかどうかは,今後の検討課題となった.