日本教育工学会論文誌
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学習方法を自己選択する授業の経験と学習方法のメタ認知の関係
学力の高低ごとの検討
稲木 健太郎泰山 裕三井 一希大久保 紀一朗佐藤 和紀堀田 龍也
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2022 年 46 巻 Suppl. 号 p. 113-116

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抄録

本研究は,児童が学習方法を自己選択する授業の経験と学習方法のメタ認知の関係を調査し,学力の高低ごとに検討することを目的とした.調査対象の授業を週15コマ程行った学級を高頻度群,週3コマ程行った学級を低頻度群とし,学習方法のメタ認知に関する振り返りの記述数と学力との関係を分析した.結果,経験頻度と学力の二要因が,学習方法のメタ認知的活動に関係する可能性が示唆された.一方,学習方法のメタ認知的活動を適切に行うには,学習方法を自己選択する経験だけでなく,学習方法に合わせたメタ認知的活動を適切に行うための支援や,学力下位群への支援が必要となる可能性が示唆された.

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© 2022 一般社団法人日本教育工学会
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