2024 年 48 巻 Suppl. 号 p. 85-88
1人1台の情報端末を活用して子供主体の学習を目指す授業における教師の特徴について探索的に検討することを目的に,教師の教室内での位置ごとに発揮される対面とクラウドでの教育機能を分析した.その結果,学習を起こすきっかけづくりや,児童が確信をもち学習を進めていくために,領域B (教卓後) で最も長く対面での「子供へのKR」と「反応喚起」が行われていた.さらに,領域H (座席内) で「子供へのKR」が最も長い時間行われ,クラウドだけでなく児童のそばへ寄りながらの支援もなされていた.そして,対面とクラウドの双方から「子供に関する情報収集と診断」が行われており,それぞれで得られる情報をもとに支援を行っていた.