日本教育工学会論文誌
Online ISSN : 2189-6453
Print ISSN : 1349-8290
ISSN-L : 1349-8290

この記事には本公開記事があります。本公開記事を参照してください。
引用する場合も本公開記事を引用してください。

プログラミングの体験形式がプログラミング学習の動機づけに与える効果
岡崎 善弘大角 茂之倉住 友恵三島 知剛阿部 和広
著者情報
ジャーナル フリー 早期公開

論文ID: 41047

この記事には本公開記事があります。
詳細
抄録

プログラミングの体験形式が小学生のプログラミング学習の動機づけに与える効果について検討した.体験形式として,(1) ゲームの作成方法を逐次的に教わりながら作成する講義型,(2) 2名1組で1冊のテキストを共有し,相互に教え合いながらゲームを作成する協同型,(3) 手渡されたテキストを見ながら単独でゲームを作成する個別型,の3タイプ間で動機づけを比較した.本研究の結果から,講義型または協同型でプログラミングを学習すると,プログラミング学習に対する動機づけは有意に上昇する一方で,個別型では上昇しないことが示唆された.

著者関連情報
© 2017 日本教育工学会
feedback
Top