広島県立総合技術研究所 林業技術センター
2020 年 35 巻 1 号 論文ID: 35.61
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里山二次林が卓越する地域内での木質バイオマス利用とともに,未利用樹種を対象とする付加価値の高い活用モデルとして,アカマツ林に特徴的な樹種ネズミサシ球果の酒造原料への使用をメーカーに提案した。その商品化のための収集試験,さらには持続可能な利用のための産地形成を技術的に支援した。このような取り組みにより,身近な里山林の経済的価値への関心が高まり,保全・管理への意識も向上し,さらには地域内の木質バイオマス利用の相互理解や普及啓発にも繋がることが期待される。
森林利用研究会誌
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