日本林学会誌
Online ISSN : 2185-8195
Print ISSN : 0021-485X
カラヤマグワの内樹皮と外樹皮間での含有成分の量的差異
石井 洋二, 大原 誠資
著者情報
ジャーナル フリー

2004 年 86 巻 4 号 p. 372-374

詳細
抄録
カラヤマグワの内樹皮と外樹皮間での含有成分の量的差異 日林誌86:372~374,2004 カラヤマグワの樹皮を内樹皮と外樹皮に分別し, 粉末とした後, 水分および灰分を測定し, Tappi法により樹脂分, フェノール-硫酸法により全糖分, 水蒸気蒸留法により精油分, 並びにバニリン-塩酸法により縮合型タンニン分の定量を行った。水分は外樹皮で6~8%, 内樹皮で8~10%, 灰分は外樹皮で9~14%, 内樹皮で6~19%, 樹脂分は外樹皮で7~10%, 内樹皮で4~10%, 全糖分は外樹皮で4~6%, 内樹皮で8~11%, 精油分は外樹皮で0.2~0.9%, 内樹皮で0.13%前後, 縮合型タンニン分は外樹皮で1.0~3.5%, 内樹皮で0.3~0.8%であった。内樹皮と外樹皮の間で水分, 全糖分, 精油分, 縮合型タンニン分において, 有意な差が認められた。
著者関連情報
© 日本森林学会
前の記事 次の記事
feedback
Top