胃癌症例61例, 大腸癌症例39例を対象としてallogeneicな腫瘍組織抽出液を抗原として, Leukocyte Adherence Inhibition (LAI) Testを行い術前, 術後のstage別陽性率, 再発癌症例の陽性率を求めた. 根治手術可能であった症例は術前のLAI陽性率は高く, 非根治手術に終った症例の陽性率は低かった. 再発癌症例でもLAI値陽性率は高く, 癌補助診断に有用と考えられた. 胃癌抗原に対する大腸癌症例のLAI値陽性率も比較的高く, 抗原の交差性も示唆された. 患者自己血清を加えLAI testを行うと陽性例が陰性化した. 患者自己血清中にblocking factorの存在が示された.