日本消化器外科学会雑誌
Online ISSN : 1348-9372
Print ISSN : 0386-9768
直腸肛門癌におけるリンパ節跳躍転移の検討
山田 一隆石沢 隆春山 勝郎四本 紘一平島 忠久藤原 章有本 之嗣桂 禎紀鮫島 隆志島津 久明
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20 巻 (1987) 9 号 p. 2186-2190

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抄録

過去14年間において教室で切除を行った直腸肛門癌は172例であり, リンパ節転移陽性症例は89例 (52%) であった.これらのうち, リンパ節跳躍転移はRaで3例, Rbで1例, Pで2例に認められ, リンパ節転移症例の7%(6/89例) を占めていた.リンパ節跳躍転移形式として, 第1群リンパ節を素通りして直接第2群リンパ節へ跳躍する形式が5例に認められた.また, 腫瘍下縁が歯状線上方2.5cmにあるにもかかわらず, 鼠径リンパ節へ転移が認められた直腸癌症例において, 第1群リンパ節から第4群リンパ節へ跳躍する形式が認められた.これらの症例における, リンパ節転移の跳躍経路について考察した.

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