日本消化器外科学会雑誌
Online ISSN : 1348-9372
Print ISSN : 0386-9768
胃粘膜内形質細胞腫の1例
猶本 良夫合地 明上川 康明淵本 定儀阪上 賢一折田 薫三
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24 巻 (1991) 9 号 p. 2409-2413

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抄録

患者は61歳, 女性.主訴は心窩部不快感.本症例は画像上肉眼型が特異であり, 生検にてDutcherbodyが認められたことから, 胃形質細胞腫を疑い, 確定診断のため一部をpolypectomyし免疫グロブリン染色にてIgM/x型のmonoclonalな形質細胞腫と診断した.切除標本の肉眼所見では胃体部前後壁にそれぞれ脳回様に発育する腫瘤を認め, 皺壁の先端は腫大し, 表面は発赤していた.組織学的に胃粘膜内に発育する形質細胞腫で, 免疫組織学的にIgM/κ型胃形質細胞腫と診断した.諸検査にても他部位に病変をみとめず胃粘膜内発育をする原発性形質細胞腫と診断した.

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