頭頸部腫瘍
Online ISSN : 1883-9878
Print ISSN : 0911-4335
ISSN-L : 0911-4335
病理組織型からみた頭頸部悪性腫瘍感受性についての検討
中島 格倉富 勇一郎冨田 吉信勝田 弥三郎林 逸郎
著者情報
ジャーナル フリー

1990 年 16 巻 2 号 p. 65-68

詳細
抄録

頭頸部悪性腫瘍のうち, 扁平上皮がんおよび甲状腺がんを対象に, コハク酸脱水素酵素活性 (SD活性) を測定し, がん組織の抗がん剤感受性試験を行った。生検あるいは手術的に採取したがん組織に対するADM, THP-ADM, ACR, CDDP, CQ, 5-FU, HCFU, VLBの8種類の抗がん剤に対するSD活性阻害率および感受性陽性率は, HCFUを除いて, 甲状腺がん, 大腸がんより高かった。扁平上皮がんを病理組織分化度別に検索した結果, 低分化扁平上皮がんほど高感受性を示した。

著者関連情報
© 日本頭頸部癌学会
前の記事 次の記事
feedback
Top