頭頸部腫瘍
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若年発症の早期舌癌の放射線治療成績
吉田 謙小泉 雅彦井上 武宏山崎 秀哉田中 英一手島 昭樹清水谷 公成古川 惣平渕端 孟服部 賢二井上 俊彦
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キーワード: 早期舌癌, 若年, 予後因子
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1999 年 25 巻 1 号 p. 36-42

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抄録

若年発症の早期舌癌に対する低線量率組織内照射を中心とした放射線単独による治療成績を検討した。若年者 (40歳未満) の治療成績は5年局所制御率, 疾患特異的生存率がそれぞれ78%, 80%であり, 40~64歳, 65歳以上の群と比較して有意差を認めなかった。
患者因子, 腫瘍因子を抽出し単変量解析を行った。局所制御率については腫瘍の厚み (10mm以上) が, 所属リンパ節制御率については腫瘍の厚みと性別 (男性) が, 疾患特異的生存率については厚み, T分類と性別が予後不良因子として有意であった。
また, 腫瘍型について, 硬結/浸潤型の方が表層/外向型より治療後3年以内における局所再発率が高かった。

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© 日本頭頸部癌学会
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