Post-graduate Department of Zoology, Bhagalpur University
The Research Unit for Comparative Animal Respiration, Bristol University
1988 年 35 巻 1 号 p. 56-61
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
淡水産ナマズの一種Rita ritaの鰓弁および二次鰓弁の形態と表面構造の変異を, 走査電子顕微鏡を用いて調べた.鰓弁の部位による形態の変異は, 二次鰓弁を通過する水の量の変異を示すものと考えられ, 計算によればこの流水量は鰓弁の中央部分で最大である.鰓弁の上皮細胞の表面には微小堤がよく発達しており, 二次鰓弁の上皮細胞は一般に微絨毛におおわれている.鰓弁と二次鰓弁の表面構造の違いと, それぞれの機能との関連性を考察した.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら