日本大学歯学部病理学教室
1955 年 4 巻 4-6 号 p. 201-206
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1. 鯖科は歯牙を上下顎骨, 口蓋骨, 鋤骨, 鰓および咽頭部に有している。しかしカツオおよびスマでは口蓋骨および鋤骨に歯牙を欠く。2. 歯牙はいずれも細く絨毛状でエナメル質と象牙質よりなる。3. エナメル質は象牙質の尖端部を被う菲薄な, 脱灰操作によりまつたく消失する無構造のものである。4. ホンサバおよびゴマサバの象牙質はHomogenous dentin, カツオおよびスマのものはOsteodentinである。根部は骨および隣在歯牙の根部に移行している。
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