愛知学芸大学生物学教室
1961 年 8 巻 3-4 号 p. 83-85
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1) メダカ胚の性巣原基の左右不相称は, それが腸間膜域から体腔内へ突出しはじめる時から起る。すなわち, 原基の前端は, 不明の原因により, 右側の体腔へだけ突出する。2) 右側の原基の前端は, 不明の原因により, 前方へ延長して, フ化の直後には, 統計的にいつて, 右側は左側の2倍の長さになっている。メダカの卵内発生の研究を指導してくださった名古屋大学の山本時男教授に深く感謝する次第である。
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