東洋大学社会学部
2013 年 13 巻 1 号 p. 2-7
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本稿は、ラザルスらによって提唱されたストレス・コーピング理論に基づき、離婚に至る心理学的メカニズムについて概説する。ラザルスのモデルにおいて、離婚はストレス反応に相当し、建設的コミュニケーション、要求・撤退コミュニケーション、批判、責任回避、責任受容などはコーピング方略に相当する。これらのコーピング方略と結婚生活満足感との関連性について記述し、離婚を予測しうるコーピング方略について概説した。
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