音声言語医学
Online ISSN : 1884-3646
Print ISSN : 0030-2813
特集<喉頭瘢痕性病変へのアプローチ>
瘢痕性病変切除術
福田 宏之
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2010 年 51 巻 2 号 p. 190-191

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抄録

声帯の病変を改善する方法のなかで最も効果的に行われるのは, ポリープや腫瘍など声帯に本来あってはならない余計なものを取り除くことである. 次に声帯萎縮のような足りないものを補うことも対象になっている. しかし声帯粘膜の物性の変化, 特に硬化性病変の治療は確立されていない. 特に難渋するのは瘢痕性病変である. 音声治療や再生工学の手法などが応用されることもあるが, 手術的に切除して, 次の創傷治癒に期待するという概念から筆者は積極的な切除を推奨している.

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© 2010 日本音声言語医学会
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