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音声言語医学
Vol. 51 (2010) No. 3 P 269-273

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http://doi.org/10.5112/jjlp.51.269

教育セミナー

認知行動療法とは, クライエントの不適応状態に関連する行動や情緒, 認知の問題に対して介入し, 適応的な反応を学習させ, 情緒の安定や行動の修正を行う方法である.
吃音臨床・研究分野においても, 特に吃音の多因子モデルが発表され, 吃音の核症状以外の問題が具体化され, その問題へのアプローチの重要性が提起された1990年代後半より, 認知行動療法を取り入れた臨床や研究が数多く発表されるようになった.
本稿では, 認知行動療法の理論および構造, そして認知行動療法がどのように吃音の臨床で用いられているかを紹介するとともに, その留意点や限界点についても論述する. また, 認知行動療法が吃音研究・臨床分野において脚光を浴びる以前より実践されている認知行動療法の要素を含んだアプローチについても紹介する.

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