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音声言語医学
Vol. 52 (2011) No. 3 P 254-262

記事言語:

http://doi.org/10.5112/jjlp.52.254

原著

【目的】音声障害の自覚的評価尺度VHI 日本語改訂版とV-RQOLの日本語版を作成し, その信頼性と妥当性を検討した.
【方法】協力者:中・四国と関西に位置する4病院の耳鼻咽喉科外来を受診した患者のうち同意の得られた音声障害患者112名と音声障害のないそれ以外の耳鼻咽喉科通院患者163名.
信頼性の検討: Cronbachのα係数を求め, 内的整合性を検討.
妥当性の検討:音声障害群と非音声障害群との得点差から基準連関的妥当性を検討.
【結果と考察】VHIとV-RQOL日本語改定版のCronbachのα係数は, それぞれ0.97, 0.93となり, 高い内的整合性が示された. また, 各尺度について音声障害群と非音声障害群の間に, 有意な差 (p<.001) が認められ, 基準連関的妥当性が示された.
【結論】VHI日本語改訂版とV-RQOL日本語版は, ともに諸外国語翻訳版の先行研究と同等かそれ以上の信頼性・妥当性を示し, 有用性が認められた.

Copyright © 2011 日本音声言語医学会

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