音声言語医学
総説
音声治療終了のタイミング
─当科における耳鼻咽喉科医師と言語聴覚士の判断─
田口 亜紀三瀬 和代
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54 巻 (2013) 3 号 p. 163-166

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抄録

当科では1999年より音声治療を本格的に開始し,現在は医師1名,言語聴覚士3名で週に1回行っている.診断,治療方法の選択,終了のタイミングも医師とSTが同席し,相談のうえ決定している.初診時には,ST立ち会いの下,声帯や発声時の状態を詳細に観察した後,音声機能検査,Voice Handicap Index等の検査を追加する.症例の病態,患者の音声に対する不満や要求を確認したうえで,その症例にあった音声治療法を医師とSTが話し合って決定する.今回のパネルディスカッションでは音声治療の適応や,疾患について紹介した.さらに当科での音声治療の終了基準について話し,音声治療の長期化を避ける必要があることを述べた.最後に,音声治療終了にあたり,医師・STの役割について述べた.

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© 2013 日本音声言語医学会
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