J-STAGE トップ  >  資料トップ  > 書誌事項

音声言語医学
Vol. 54 (2013) No. 4 p. 256-258

記事言語:

http://doi.org/10.5112/jjlp.54.256

症例

ホルモン音声障害は,男性ホルモン剤や蛋白同化ステロイド剤などの男性化作用のある薬剤を女性に投与した場合に発症する音声障害を指す.
本疾患に対する音声治療はきわめて困難とされてきた.今回,ホルモン音声障害の症例に対してvocal function exercisesに準じた訓練を施行した結果,話声位の上昇,声域の上限・下限の拡大,発声困難感の減少や歌唱の際にピッチが取りやすくなるなどの自覚症状の改善を認め,喉頭所見においてもピッチの上昇・下降に伴う声帯の伸展・収縮に改善を認めた症例を経験したので報告する.

Copyright © 2013 日本音声言語医学会

記事ツール

この記事を共有