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音声言語医学
Vol. 55 (2014) No. 2 p. 123-129

記事言語:

http://doi.org/10.5112/jjlp.55.123

原著

日本語話者での動物意味カテゴリー語想起課題について質的評価法の作成および妥当性と特徴の検討を試みた.研究1では語想起課題中の“まとまり”を抽出し可視化することを目的とした.方法としては想起された語同士の共起比率を算出し,クラスター分析を行った.研究2では語想起課題中の“まとまり”と意味的類似性判断課題の結果との整合性の検証を目的とした.方法としては意味的類似性判断課題の結果からクラスター分析図を作成し,研究1の結果と比較した.研究3ではわれわれの分析方法の特徴を検討することを目的とした.方法としては研究1,2で得られた結果に主成分分析を行い,抽出される属性を比較した.研究1,2,3の結果,語想起課題中にはペット,野生肉食獣,野生大型草食獣,干支,里山動物,サル科動物,海洋ほ乳類などのまとまりが抽出された.また,われわれの分析方法では意味的類似性判断課題に比べ,多くの属性を抽出できた.

Copyright © 2014 日本音声言語医学会

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