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音声言語医学
Vol. 55 (2014) No. 2 p. 155-161

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http://doi.org/10.5112/jjlp.55.155

原著

当科で過去20年間に機能性発声障害と診断し,訓練適応と判断した症例における音声治療効果について検討した.対象患者は49例で,年齢,病悩期間,性差,訓練期間,背景について調査し,訓練後の発声改善効果を検討した.
その結果,機能性発声障害は若年層,女性に多く見られ,タイプ別では過緊張型,低緊張型が多かった.音声治療を終了した39例中著効22例(56.4%),改善11例(28.2%)であり,計33例(84.6%)に音声の改善を認めた.長期の訓練期間を要したのは過緊張型であり,短期の訓練期間ですんだのは低緊張型であった.

Copyright © 2014 日本音声言語医学会

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