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音声言語医学
Vol. 55 (2014) No. 2 p. 173-179

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http://doi.org/10.5112/jjlp.55.173

症例

学習障害を主訴に受診した症例について,詳細な認知神経心理学的検査および学習到達度を測定する検査を実施したところ,特異的書字障害と診断され,その背景として視知覚障害の存在が示唆された.そこで視知覚障害の器質的な原因を検索する目的で頭部核磁気共鳴画像(MRI)検査を実施したところ,両側の三角部近傍を中心とする脳室周囲白質にT2強調画面にて高信号領域が認められた.病歴および画像所見から脳室周囲白質軟化症(PVL)の病変と考えられ,この病変による視放線への影響が視知覚障害の主因ではないかと推定された.

Copyright © 2014 日本音声言語医学会

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