音声言語医学
Online ISSN : 1884-3646
Print ISSN : 0030-2813
原著
voice prosthesisを用いた気管食道シャント手術による術後音声機能獲得に関する検討
小島 卓朗加藤 一郎中田 誠一鈴木 賢二
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55 巻 (2014) 3 号 p. 215-218

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抄録

当科では2010年1月から2013年4月までの間にvoice prosthesis(VP)を留置する気管食道シャント術を22例に行っている.全例Provox 2®を使用し,それぞれの症例について詳細な検討をした.Provox 2®を使用した22例中18例(82%)で有用な音声を獲得することができた.無喉頭発声においてとても有用であった.VPは定期的に交換が必要であった.その交換理由と症例内容,発声不良に対する対応について検討した.最長持続発声時間(MPT)は測定可能な18例中10例で10秒以上であった.VP初回交換期間の総平均は4ヵ月であった.交換理由は水漏れが最多であった.嚥下は良好であり,術式によって影響はなかった.

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© 2014 日本音声言語医学会
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