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音声言語医学
Vol. 56 (2015) No. 3 p. 236-243

記事言語:

http://doi.org/10.5112/jjlp.56.236

症例

幼児期から吃音がある成人吃音1例を対象に,月1回の言語聴覚士による訓練と,合成音声を用いた在宅訓練を1年間行った.在宅訓練は,週3~4回,1回当たり30~40分で,在宅訓練の内容および発話速度は言語聴覚士が注意深く決定した.発話速度は段階的に4.6モーラ/秒→5.0モーラ/秒→5.4モーラ/秒とした.また,同時期に吃音の状態に関する心理面の評価を行った.その結果,吃症状と心理面に一定の改善が認められ,在宅訓練が言語聴覚士による訓練を補う重要な役割を果たしうることが示唆された.

Copyright © 2015 日本音声言語医学会

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