金沢医科大学耳鼻咽喉科学教室
1990 年 31 巻 2 号 p. 218-225
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舌切除による構音障害, 麻痺性構音障害, 発語失行症を中心とする成人の構音障害について, 言語治療担当者の行う一般的なアプローチの概略を述べた.臨床上の問題点としては, 言語治療に関する臨床研究が少ないこと, 進行性疾患例や腫瘍再発例に対する言語治療をどうするか, 加齢に伴う治療効果の得られにくさにどう対処するか, の3点を挙げた.さらに今後の課題として, 言語治療の体系化が急務であることを強調した.
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