音声言語医学
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先天異常告知後の支援について
斉藤 吉人
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2008 年 49 巻 3 号 p. 196-201

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抄録

現在, 先天異常の早期発見は出生前や出生直後の段階にまで進んでいる.こうした状況の下, 北九州地域では口唇口蓋裂のある新生児とその家族に対し, 歯科医師と言語聴覚士が産科医師・新生児科医師と連携して, カウンセリングを含む家族支援を行ってきた.現在では, あらゆる先天異常を視野に入れた支援活動を展開中である.これらの家族支援においては, 先天異常のある子どもの療育を担っている言語聴覚士や小児のリハビリテーションに従事する人々, すなわち療育者が行う療育的支援が重要であることを述べた.そして, この療育的支援の充実には医療と療育の連携が必要であることを強調した.

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