1993 年 34 巻 4 号 p. 409-412
イヌの外耳道から分離されたMalassezia pachydermatisの染色体DNAをパルスフィールドゲル電気泳動法により解析した. M. pachydermatisのゲノムは6本のバンドとして泳動され, それぞれの分子量サイズは, 820, 1,100, 1,400, 1,470, 1,660および1,820キロベースであると算出されたM. pachydermatisは分離株の電気泳動パターンの比較からホモ接合体であろうと推察された.