日本医真菌学会雑誌
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Candida感染に対する生体防御機構における活性化マクロファージの役割
安部 茂丹生 茂内田 勝久山口 英世
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1997 年 38 巻 3 号 p. 223-227

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抄録

深在性Candida感染に対する防御を担う主たる宿主細胞は,好中球とされているが,マクロファージもまた重要な役割を発揮していると考えられる.マクロファージは,直接Candidaを貪食・殺菌するエフェクターとしてのみならず,サイトカイン等の産生を介することによって間接的にも感染病態に影響を与える.したがってマクロファージの機能を適切に調節することによりCandida感染防御能を高めることができる.このような調節作用をもつ代表的な薬剤として,漢方製剤十全大補湯を例にとり,その効果について検討した私達の研究結果についても述べる.

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