2019 年 39 巻 1 号 p. 1-5
2018年6月にパリで開催されたISMRM(国際磁気共鳴医学会)において,米国Johns Hopkins大学の森進教授がGold Medalを受賞されました.
受賞理由は,拡散テンソルトラクトグラフィーを考案し,脳の神経線維束を非侵襲的に画像化することに成功し,医学・医療および神経科学に多大な貢献をされたことです.森先生の論文の引用回数は3万4千回を超えています.
日本人のISMRM Gold Medal受賞は,fMRIを考案された小川誠二先生に次いで2人目の快挙です.
本誌では,この度,この快挙を記念して,森先生にご縁の深い先生方からの特別寄稿をいただきました.