家族社会学研究
Online ISSN : 1883-9290
Print ISSN : 0916-328X
家族のオルタナティブ―家族研究の挑戦
シンポジウム 家族のオルタナティブ
—家族研究の挑戦—
牟田 和恵
著者情報
ジャーナル フリー

2008 年 20 巻 1 号 p. 7-9

詳細
抄録

シンポジウムでは,1対1の性的関係に絶対的基盤をおかないつながり,あるいはそれを基としながらも,カップルの対の関係(とその子ども)という核家族的関係に閉じないつながりによる,「家族のオルタナティブ」の新たな可能性を検討した。小谷部育子は「コレクティブハウジングの理念と実践」,釜野さおりは「レズビアン家族とゲイ家族から『従来の家族』を問う」,上野千鶴子は「家族の臨界:ケアの再分配問題をめぐって」と題して,新たな親密さ・拠るべき生の基盤の構築の可能性を,実践的・理論的に提示した。討論者の野沢慎司は,ステップファミリー研究の知見を生かし,これまでの家族研究とのつながりを論じた。司会は,牟田和恵と須長史生が務めた。

著者関連情報
© 2008 日本家族社会学会
前の記事 次の記事
feedback
Top