薬学教育
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総説
すべての薬剤師が一次救命処置(BLS)を身に付けたニューノーマル時代に
浦嶋 庸子石見 拓木下 淳赤塚 敬司小畑 友紀雄
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2022 年 6 巻 論文ID: 2022-013

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抄録

薬学教育モデル・コアカリキュラムでは,「一次救命処置(心肺蘇生,外傷対応等(BLS: Basic Life Support)を説明し,シミュレータを用いて実施できる」ことが求められている.BLS講習として,近年では簡便かつ短時間で,実践的なトレーニングが可能であるPUSHコースが知られており,薬学教育での導入に適していると考えられる.本総説では,「すべての薬剤師がBLSを身に付けたニューノーマル時代に」と題してシンポジウムを行い,心臓突然死やBLSに関する基本的な知識および技能について共有した上で,大学における薬学生へのPUSHコースの実践例と受講者の意識変化,地域の薬局が関与したBLSの症例,および薬剤師に今後求められる役割について議論した.本総説では,その内容について紹介する.

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© 2022 日本薬学教育学会
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