日本公衆衛生看護学会誌
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総説
幼児・小・中・高・大学生各時期の食習慣・食行動と関連要因の特徴
―先行研究結果の内容分析―
廣瀬 瑠華岡本 玲子
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2024 年 13 巻 2 号 p. 75-85

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抄録

目的:幼児・小・中・高・大学生の各時期について,食習慣・食行動やその関連因子の特徴を比較することで,就労期前に重視されるべき食生活と関連要因の全容を明らかにする.

方法:医学中央雑誌Web Ver.5を使用し,全61件の文献を対象とした.対象者の食習慣・食行動及び関連要因を抽出し,コード化,サブカテゴリ化・カテゴリ化を行った後,時期間での特徴の比較を実施した.

結果:463のコードが抽出され,101のサブカテゴリ,20のカテゴリに分類された.抽出された食習慣・食行動やその関連因子は,各時期の発達段階の特徴が反映されていた.また,20のカテゴリのうち19のカテゴリが複数の時期に共通して見られた.

考察:幼児期から大学生期にかけて全体を捉え,対象者の特に発達段階に合わせて段階的,継続的な介入を行うことが,健康的な食習慣・食行動の効果的な習得のために重要であることが示唆された.

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© 2024 日本公衆衛生看護学会
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