日本公衆衛生看護学会誌
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研究報告
糖尿病予防教室終了者の健康行動継続における内的様相
上田 愛三輪 眞知子江口 晶子
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2025 年 14 巻 3 号 p. 83-91

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抄録

目的:糖尿病予防教室終了者の健康行動継続への思いを明らかにする.

方法:教室終了後4か月以上健康行動が継続している者6名を対象に半構造化面接を行い,質的統合法(KJ法)により分析した.

結果:健康行動継続の内的様相は,【家族と自分のためになる健康行動の喚起:将来の健康状態を決める食事と行動を選択】し,【自分のためになる健康行動の喚起:簡単で心地よく安上がりな食事と運動を選択】していた.一方,【継続への逃げ道:自己決定権の自覚による自責と罪悪感からの解放】を行いながら,【食生活改善の難しさ:対処法に誰にでも通用する王道はない】を感じていた.しかし,【継続の目標:最期まで健康を保ち人生を謳歌】するには【体重維持の難しさ:対処法は自分との戦い】との思いが,背後で作用していた.

考察:対象者は,【体重維持の難しさ】という難局において,運動や食習慣における選択を,「どう生きるか」と結び付けていることが示唆された.

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