日本公衆衛生看護学会誌
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研究
精神障がい者家族会の組織発展と家族ピア教育プログラム 「家族による家族学習会」 との関連
蔭山 正子
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キーワード: 精神障害, 家族教育, 家族会
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2014 年 3 巻 1 号 p. 31-39

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抄録

目的:家族ピア教育プログラムについて,精神障がい者家族会未入会の家族を含めた会員外実施という点に焦点を当て,家族会の組織発展への影響を明らかにする.
方法:自記式質問紙を用いた横断研究とした.プログラムを2012年度までに実施した全国の家族会59か所に質問紙を郵送した.プログラムの実施回数及びプログラムの会員外実施回数を独立変数,家族会の組織発展(客観的指標と主観的指標)を従属変数とし,重回帰分析で関連をみた.
結果:回答があった56か所のうち42か所は会員外実施をしたことがあった.参加者793人のうち300人 (37.8%) が家族会未入会であり,300人のうち155人 (51.7%) がプログラム参加後に家族会に入会していた.会員外実施コース数が多いほどプログラムからの入会者数が多く,プログラムによって会員数・新しい会員・若い会員が増加したと評価していた.
結論:家族ピア教育プログラムは,家族会の組織発展につながるプログラムだと考えられた.

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© 2014 日本公衆衛生看護学会
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