日本公衆衛生看護学会誌
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活動報告
自主的事例検討会の参加による県保健師としての支援能力向上に対する意識・行動に及ぼす効果
古塩 節子彦根 倫子田中 智子小野 聡枝北岡 英子
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2019 年 8 巻 3 号 p. 163-171

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抄録

【目的】自主的事例検討会参加が県保健師としての支援能力に対する意識・行動に及ぼした効果について明らかにする.

【方法】平成26年7月から平成28年12月に30回開催した自主的事例検討会に参加した県保健師41人に,参加動機,参加後の個別支援に関する意識・行動等の質問紙調査を実施し,参加回数との関連について分析した.

【結果】37人(有効回答率90.2%)から回答を得た.参加回数は,1回が5人(13.5%),2~5回23人(62.2%),6回以上9人(24.3%)であった.複数回参加することにより,県保健師としての役割がわかった等の学びがあり,支援能力の向上等を意識し,研修会や事業の中で事例検討を企画・実施していた.

【考察】自主的事例検討会への複数回参加により,自らの学びのみならず,人材育成や市町村支援につながっていた.今後は事例検討会をOJTとして日常業務に位置付けることが重要であると考える.

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