名古屋大学農学部
1967 年 33 巻 3 号 p. 187-191
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タバコ葉から25gと350gの分画遠心分離,およびショ糖濃度勾配遠心分離(3,500rpm)を併用して核分画を分離した。この分画は葉緑粒および他の細胞内の諸成分をほとんど含まず,かなり純粋なものであった。ついで,0.25NのHClでヒストンを抽出した。このようにして得たヒストンはセパラックスのフイルムを使用して電気泳動すると,2つの分画に分かれた。定量値から,タバコ葉の核はアルギニンの多いヒストンが少量と,比較的リシンの多いヒストンを大量含むことが明らかとなった。
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