日本植物病理学会報
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ホップ矮化病に関する研究
第1報 寄主範囲について
佐々木 真津生四方 英四郎
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1978 年 44 巻 4 号 p. 465-477

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抄録

1. ホップ矮化病の寄主植物として,新たにキュウリ,メロン,シロウリ,シマウリ,ユウガオ,ヒョウタン,センナリヒョウタン,ヘチマおよびトマトが認められた。トマト以外の植物の病徴は主に矮化症状であった。トマトは無病徴感染であった。
2. 戻し接種は罹病キュウリを接種し,感染させた実生ホップをHSDフリーホップに接木接種して確認した。
3. キュウリ栽培品種のうち,供試した21品種はすべて矮化症状を呈した。キュウリの病徴は生育温度が高いほど顕著であり,潜伏期間も短かった。
4. 本病はモモアカアブラムシで伝搬されなかった。
5. 罹病キュウリからウイルスは検出されなかった。

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